インフルエンザワクチン、うつ?うたない?
★インフルエンザウイルスとは
・高い感染力
インフルエンザウイルスは非常に伝染性が高く、短期間で大規模に流行する可能性があります。
・症状
インフルエンザウイルスに感染すると38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
・重篤な合併症
お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります
インフルエンザウイルスは非常に伝染性が高く、短期間で大規模に流行する可能性があります。
・症状
インフルエンザウイルスに感染すると38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
・重篤な合併症
お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります
★インフルエンザワクチンの効果
インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。
国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。
国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。
★インフルエンザワクチンの副作用について
季節性インフルエンザワクチンで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などがみられます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)がみられることもあります。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などがみられます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)がみられることもあります。
★インフルエンザワクチン接種の重要性
・医療従事者の感染予防
ワクチン接種により、医療現場での感染リスクを大幅に低減できます。
・高齢者の重症化予防
高齢者はインフルエンザの重症化リスクが高いため、ワクチン接種が非常に重要です。
ワクチン接種により、医療現場での感染リスクを大幅に低減できます。
・高齢者の重症化予防
高齢者はインフルエンザの重症化リスクが高いため、ワクチン接種が非常に重要です。
★インフルエンザワクチンはいつ頃接種するのがよい?
日本では、インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、例年1月末~3月上旬に流行のピークを迎えますので、12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
★さいごに
インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果が認められており、感染症学会は積極的な接種を強く推奨しています 。
昨年は、ワクチン接種が2010年度以降で最も少なく、インフルエンザ推計受診患者は2018年度以降で最も多い結果となりました。今年も流行が想定されます。インフルエンザに感染しないために、手洗いやうがいに加えてワクチンを打つという選択肢もあります。
昨年は、ワクチン接種が2010年度以降で最も少なく、インフルエンザ推計受診患者は2018年度以降で最も多い結果となりました。今年も流行が想定されます。インフルエンザに感染しないために、手洗いやうがいに加えてワクチンを打つという選択肢もあります。
参考:厚生労働省ホームページ、日本感染症学会