院長挨拶このページを印刷する - 院長挨拶

 ゴールデンウイークはあっという間に過ぎてしまいました。新型コロナウイルス感染症の広がりが心配されていましたが、入院が必要な重症者は心配したほど増えませんでした。皆さんはゴールデンウイークをどのように過ごされたでしょうか。ちょっと街に出る機会がありましたが、昨年と違い今年は多くの人が街に出ていました。今後感染者の数は増えていくでしょうが、入院が必要な人はあまり増えないようです。
 さて、連休前から南病院の外壁塗装の準備が終わり、連休が明けた時には塗装も終了していました。大きな変化ではなかったので、どれくらいの人たちが気づかれたでしょうか。今後少しずつ外来の改装などをやっていくことになります。4月になって売店が引き上げてしまいました。コロナ禍で収益が上がらなくなったことが原因です。新しく売店を引き受けてもらえる業者を探していますが、まだ見つかりません。見つかるまでは自販機で我慢していただくことになります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

令和4年5月吉日 院長 長倉祥一
院長
独立行政法人 国立病院機構
熊本南病院 院長
長倉 祥一


熊本南病院のホームページにお越しいただきありがとうございます。

 熊本南病院は熊本市の南25km、旧松橋町の南部、熊本市と八代市のほぼ中間に位置し、自然豊かな環境にあります。少し高台にあります。現在の熊本南病院は三角病院と2003年3月に国立病院等再編成計画により統合し、松橋町豊福において国立療養所熊本南病院として開設しました。創設自体は1939年3月熊本県立豊福園になります。昔を知っている方からは親しみを込めて豊福園と呼ばれていると聞きます。結核療養所であったために今でも結核しかみない病院と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。当然ながら結核診療は熊本県内で拠点的役割を果たし、県外からの患者さまも受け入れていますが、肺炎・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・肺がんの診断治療と併せて「呼吸器センター」として診療活動を行っています。

 病床数172床になります。現在は新型コロナウイルス感染症に対応しており、結核患者は他の病院にお願いしています。一般病床は150床ですが、感染症対応のため1個病棟を閉鎖して対応しているため112床で頑張っています。このうち60床が神経難病病棟です。熊本県から神経難病疾患における難病診療分野別拠点病院の指定を受け、熊本県南でのパーキンソン病やALS、成人筋ジストロフィーなどの神経難病の拠点病院としての役割を担っています。2016年6月からは療養介護サービスを開始、60床のうち26床をこのサービスにあてています。まだ十分に認知されていないサービスですがしっかりと継続していきたいと思います。

 神経難病、結核といった政策医療を中心に診療を行ってきましたが、2014年2月に熊本県指定「がん診療連携拠点病院」となり、がん患者の化学療法、手術、リハビリ、緩和ケア、がん医療相談を展開しています。まだ知名度は低いですが、がんサロン「宇城がんサロン~ホットカフェ~」も開いています。そして緩和ケア病棟も2016年4月に16床で開設しました。また、私が赴任しました2013年からは血液内科を開設して多発性骨髄腫や骨髄異形成症候群などゆっくりと進行する病気を主に診ています。

 熊本南病院の専門とする疾患に関して各地の老人会などでの健康教室で生活習慣病やがんの話をしています。高齢化に伴い腰痛体操や物忘れの講演要請が多くなってきました。新型コロナウイルス感染症が流行してからは中止していますが、一昨年までは2ヶ月に1回小川のイオンモールで出張一日健康相談をやっていました。感染が落ちついたらどのような形で再開するか考えています。

 常勤医は神経内科4名、呼吸器内科1名、消化器外科2名、血液内科2名、呼吸器外科、代謝内科、消化器内科、循環器内科、総合診療科がそれぞれ1名ずつの14名で診療を行っています。専門性の高い疾患を扱っていますが、一般内科・外科、高齢者医療もしっかりと行っています。紹介状がなくても気軽に受診できる病院です。

 私ども熊本南病院は患者さまに優しく寄り添い、思いやりのある、安全で質の高い医療を提供することを常に心がけ、職員一同皆様に信頼され、満足いただける中核病院を目指して努力して参ります。

 引き続き関連ページをご覧いただき、ご意見をいただければ幸いです。

 ありがとうございました。
病院長 長倉 祥一