KMーCARTのご案内
国立病院機構熊本南病院
消化器内科 中田 成紀
肝硬変や癌の進行期に伴う大量腹水は腹部膨満感、呼吸苦などの苦痛を伴い、化学療法などの治療の中止につながります。消化器内科 中田 成紀
CART(Cell-free and concentrated Ascites Reinfusion Therapy;腹水沪過濃縮再静注法)は腹水を取り出し、癌細胞や細菌を除去した後にアルブミンやグロブリンといった蛋白成分を濃縮して血管内に戻す治療です。1981年に保険承認された当初は腹水の処理に時間がかかる、膜の閉塞、発熱などの副作用の問題がありましたが、現在はより安全、迅速に腹水を処理する改良型CART(KM-CART)が主流となっています。
この度当院でKM-CARTを導入することとなりました。肝性腹水、癌性腹水のコントロールに難渋されている先生方、一度ご相談ください。